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アコードに訊け 第6話 ETCに関する研究

アコードに訊け 第6話 ETCに関する研究



今回のお話は「研究所」らしくまとめてみようかと思います。
はじめてじゃねーか


まず、ETCとは何なのか?2003年時点で知らない人は少ないだろうけれど、
Electronic Toll Collectionsの略称ですね。
本当にキッチリと直訳すると、
Electronic Toll Collections : 「電子的料金徴収」・・・なんか強制されているみたいだな。

一般的な直訳は、
Electronic Toll Collections : 「自動料金収受システム」・・・うん。なんか便利そうなニュアンスに変わったな。

つまり、高速道路等の有料道路は料金所で渋滞が発生してしまうので、
無線通信を使用して自動で通行料を徴収しますよ
ということですね。


実はこのETCというものは、ただの渋滞緩和の施策としての計画ではないようです。
国土交通省道路局がITS(Intelligent Transport Systems:知的交通システム?)の
9つの開発分野のひとつとして打ち出しているものです。
詳しく知りたい人は国土交通省道路局ITSホームページを参照すること。
9つとは何か?
1.ナビゲーションの高度化

VICS等の交通情報の質を上げるってことですね。

2.自動料金収受システム

うん、ETCだな。

3.安全運転の支援

自動運転とか、運転補助のことみたいです。

4.交通管理の最適化

交通事故時の交通規制情報の提供など

5.道路管理の効率化

自然災害等への適切な対応。???

6.公共交通の支援

公共交通機関の利便性向上など。駅にクルマを止めてマイカー通勤をやめようとかってやつですか?

7.商用車の効率化

集配業務の効率化など。別に商用車を優遇する必要はないと思うが。

8.歩行者等の支援

道路のバリアフリーとかそういうのですね。

9.緊急車両の運行支援

迅速・的確な救援の要請など。うん、これはわかる。


・・・・1と2と、まぁ9はわかりますが。
それ以外はあんまりピンときません。
(もう一度言うと、詳しく知りたい人は国土交通省道路局ITSホームページを参照すること。オレは当てにするな。)

ま、沢山考えて計画実行されているうちの一つが、ETCなわけだ。






次に、実際のETCの歩みに関して調べてみた。

2001年 3月 ひっそりと一部でサービス開始。
2001年11月 ETCが使用できるゲートが全国へ。(もちろん、「ETC/一般」っていう意味のないヤシ)
2001年12月 ETC車載器の購入費の一部補助を開始。(結局は国民の税金だけど)
2002年 7月 ETCの前払い方式による割引率をハイウェイカードと同率に引き上げる。
2002年 7月 国交省発表のETC装着台数 40万台。
2002年 8月 ETCの愛称が応募7000通の公募により「イーテック」に決定する。実際はほとんど呼ばれていない。
2002年11月 国交省発表のETC装着台数 50万台。
2003年 2月 一万円以上の高額ハイウェイカードの販売中止。(使用は先一年ほど可能)事実上の高額割引はETCのみとなる。

日本の車両台数が約7300万台ですから、 普及率はなんと0.6%!!(2002年11月時点)
利用率でも、1〜2%がいいところのようです。(2003年2月時点)


完全に後手後手ですね。民間企業のマーケティングコンサルでも導入して・・・





そして導入にかかる費用はこうだ。

車載器 約30,000円
取付工賃 約5000円
セットアップ 約8000円
──────────────
合計 約43,000円

オートバックスなどでは5000円キャッシュバックキャンペーンなどをやっていたが、
それでもあまりにも高い。聞けばセットアップ代のうち3千円は、旧建設省がETCのために設立した財団法人道路システム高度化推進機構〈ORSE〉への手数料だとか・・

知らずに払っちゃったよ・・もうー。

このほかにも、ETC用ICチップが埋め込まれた専用カードを申し込まなくてはならない。
結局はクレジットカードでの支払いとなるため、別途JCBやVISAなどのクレジットカードも
事実上作らなくてはならない。





やっと使えるようになってからの、得られる恩恵は(現在のところ)こうだ。

  • 50,000円の前払いをすると、58,000円分の通行が可能
  • 料金所で小銭を用意する必要がない
  • 雨や雪の日でも、料金所で窓を開けなくてもよい
  • 「オレはETCつけてるもんねー」のちょっとだけの優越感
利用率が2%なので、結局は一般車両の渋滞に巻き込まれてしまうから、
料金所で、ほんの少しだけ時間短縮ができるくらいしかメリットがない。

つまり、たいしたことない・・・・・





オレの場合は、オートバックスの店員に「意外と便利ですよ」と薦められ、
「音声の女性の声がかわいい」の一言で取り付けをお願いしてしまっただけだが。











ここまでまとめていたら、なんだか取り付けた事がバカバカしくなってきたな・・・











それでも次回は、実際にETCを利用して料金所を通過する動画をお送りします。


国土交通局道路局ITS ホームページ http://www.its.go.jp/ITS/j-html/index.html
ETCプラザ(前払い割引サービスについて) http://www.etc-plaza.jp/
財団法人道路システム高度化推進機構(ORSE) http://www.orse.or.jp/
DENSO製 ETC車載器 http://www.denso.co.jp/ETC/
三菱電機製 ETC車載器 http://www.mitsubishielectric.co.jp/service/etc/
パナソニック製 ETC車載器 http://panasonic.jp/car/its/index.html




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